雲母書房
書籍詳細

認知症論集
介護現場の深みから

三好春樹 【著】
2,000円(税込:2,160円)
痴呆/認知症
A5判 / 上製
212頁
2009年02月14日
978-4-87672-253-2
4-87672-253-6


認知症は「脳の病気」?
認知症は「治療の対象」?

医療モデルから生活モデルへ、医学から人間学へ。

1984年から2007年にかけて書かれた文章から、認知症をテーマにしたものを抜粋して編んだ論集。
老人介護のカリスマによる、常識にとらわれない、人間学から見た認知症ケア論。


第1部 隠喩としての“痴呆”
1 老いとは〈思い〉がことばを越えること
2 失禁は長生きのサイン
3 隠喩としての“痴呆”
4 内的世界への移行としての?痴呆?
5 Fさんの「美しき天然」

【コラムエッセイ】
専門家に相談?
年老いた自分の否定
介護の現実が呆けをつくる
「盗られた」―自分は物忘れはしない
適応不能
雰囲気の共有
「帰る」―過去に向かって歩く?
妬く―関係の絶対性
“過剰適応”を拒否しよう

第2部 “痴呆”の人間学
1 問題意識―痴呆老人へのアプローチはこのままでよいのか?
2 私たちがとってきた立場―生活の場ならでは、の方法論
3 痴呆老人の生活ケア
4 “痴呆”の現象学
5 “痴呆”の新たな定義へ
6 “痴呆”への新たなアプローチのために

第3部 老いにともなう人間的変化
1 “問題老人”が人気者になるとき
2 この国では老いが“呆け”と呼ばれはじめた
3 関係論なき技術論
4 関係論なき政策論
5 純粋ナースコール
6 “了解させられる”こと
7 受容の原則
8 回想法より回想につきあえ
9 「最後の母」としての介護職
10 「脳トレ」やるほど呆ける、その根拠
11 “異食”―「ヒト」の原基への回帰



Copyright(c)2007 KiraraShobo Ltd.All Rights Reserved