雲母書房
書籍詳細

老人介護Q&A
家族、介護職からの76の質問

三好春樹 【著】
1,900円(税込:2,052円)
生活リハビリ
四六判 / 上製
256頁
1995年05月25日
978-4-87672-031-6
4-87672-031-2

「ねたきりゼロQ&A」を見る

老いは病気ではない。脳卒中による半身マヒなどの障害も病気ではない。その〈老い〉や〈障害〉もって生活していくための具体的な方法こそが問われている。北海道新聞連載中から大好評だった話題のQ&A。これを読めば介護の達人!
 

1章 暮らしなれた家で老いを支える ■家族からの質問に答えて


T 病院を出て生活の場へ帰ろう
〈Q1〉看護婦らが父を子ども扱い ⇒元気なころの写真を飾って
〈Q2〉ぼけていてリハビリ拒否 ⇒家で「自発的運動療法を」
〈Q3〉訓練と生活 どちらが大事 ⇒急性期にも生活との考えも
〈Q4〉脳卒中の義父が退院 ⇒新しい生活をいっしょに創る
〈Q5〉入院生活に不満絶えない母 ⇒老人と生活は魚と海の関係

U さあ生活づくりを始めよう〜ベッド選びから排泄、入浴ケアまで
〈Q6〉ベッド選びのアドバイスを ⇒高さを一人ひとりに合わせて
〈Q7〉布団よりベッドのほうが楽? ⇒どっちが機能を生かせますか?
〈Q8〉家の壁に手すりつけたいが? ⇒木製で手首の高さに
〈Q9〉床ずれ防止に器具は必要か ⇒エアーマットを敷く前に
〈Q10〉正しい食事の姿勢は? ⇒さらば「死体の介護学」
〈Q11〉退院後 食欲さっぱりの父 ⇒チューブを入れたりする前に
〈Q12〉夜、小用で何度も起こされる ⇒オムツを使ったりする前に
〈Q13〉おもらしを隠す83歳の義母 ⇒大きなオムツを使う前に
〈Q14〉ポータブルトイレで転倒 ⇒あれは介護用品じゃないんです
〈Q15〉便秘がち 下剤の量が増える ⇒下剤や浣腸を使う前に
〈Q16〉簡単に入浴できる方法は ⇒あら不思議、家の風呂に入れる!
〈Q17〉段差が不便な据え置き湯船 ⇒スノコと腰かけで調整すればOK
〈Q18〉寝返りや起床がむずかしい ⇒幅の広いベッドができました
〈Q19〉ベッドからの起き上がり方は? ⇒引っ張らないで押して起きます

V 外に出よう、仲間を作ろう
〈Q20〉外出しなくなった義母 ⇒出る目的つくって
〈Q21〉スロープを作っても使わぬ父 ⇒スロープがいいとは限らない
〈Q22〉家に閉じこもりがちな義父母 ⇒押しかけ散歩に誘おう
〈Q23〉耳が遠い父と話す方法は? ⇒補聴器に頼る前に
〈Q24〉電話魔の母に困った ⇒話し相手を家に呼べば
〈Q25〉「死んだほうが」と繰り返す母 ⇒長生きしてよかった、という体験を
〈Q26〉ボケの前兆を教えて ⇒笑顔がなくなっていませんか
〈Q27〉ぼけないための心掛けは? ⇒うめく人に依存すること
〈Q28〉寝たきり予防の体操は? ⇒仲間つくって楽しく
〈Q29〉「機能訓練」の場がない ⇒町長は有罪だ
〈Q30〉脳卒中の父の将来が心配 ⇒楽しいリハビリ体操を

2章 住みなれた地域で老いを支える ■地域の介護職からの質問に答えて


T 保健婦、ヘルパーの悩みはつきない
〈Q31〉家族が寝たきりを歓迎 ⇒本当のニーズの見極めを
〈Q32〉寝たきりでいいと言う老人 ⇒寝たきりは緩慢な死なんです
〈Q33〉ヘルパーの仕事にむなしさ ⇒明日がないかもしれないからこそ
〈Q34〉自分の死予期した?お年寄り ⇒人間って無意識的存在
〈Q35〉ネットワーク作りたい ⇒ネットワークは副産物
〈Q36〉機能訓練教室の役割は ⇒一番大変な人に助けを

U こうすればうまくいくデイサービス、デイケア
〈Q37〉ぼけ老人の通所 どう対応 ⇒呆けの人こそデイサービス
〈Q38〉デイサービスの日課作りに不安 ⇒のんびりできる時間を
〈Q39〉レクに参加してくれない ⇒”少数者”にこそ労力と時間を
〈Q40〉暴言吐く老人 どう対処 ⇒安心感もたらすのは「人」
〈Q41〉デイサービスの長い送迎時間 ⇒プログラムは乗車から
〈Q42〉玄関を自動ドアにしたいが? ⇒病院の自動ドアで再入院
〈Q43〉デイルームを2階に設計 ⇒健常者が2階にあがれ
〈Q44〉一人ひとりの記録どうとる ⇒現場の記録のための3ヶ条
〈Q45〉デイサービスの場作りたい ⇒必要なのはやる気だけ

3章 老人ホーム、病院で老いを支える ■家族とスタッフからの質問に答えて


T 老人ホームが生活の場に近づくために
〈Q46〉老人ホーム入所の母が心配 ⇒空間が離れているからこそ
〈Q47〉もっと面会に来て欲しいが… ⇒無意識の世界で分かっている
〈Q48〉名字の呼び方徹底されず ⇒尊厳守る方法もいろいろ
〈Q49〉動物と触れ合いをさせたい ⇒"人間同士"から身を引いて
〈Q50〉悩み聞くのは特別扱い? ⇒"特別扱い"をケアの一環に
〈Q51〉夜な夜な寮母の仮眠室に ⇒「性」には「生」全体で
〈Q52〉本人は歩行練習望むが… ⇒立つ、歩くは自己確認
〈Q53〉一斉の「いただきます」に疑問 ⇒帰属感の確認にはなるけれど
〈Q54〉勉強会やさしくするには ⇒「田中サトさん」から始めよう
〈Q55〉高価な脱臭装置は必要? ⇒におい消えて老人不健康に
〈Q56〉家庭用ふろ 理事者が反対 ⇒見栄や外聞のために風呂
〈Q57〉広いホーム造りたい ⇒施設は狭くても世界は広い
〈Q58〉いいホームを造りたい ⇒いいホームを見に行こう

U 病院にもケアの発想を
〈Q59〉家庭復帰のすすめ方は ⇒「地域復帰」でなくては
〈Q60〉安易な介護方法教え苦悩 ⇒老人本位の方が家族も楽なはず
〈Q61〉設計と違う障害者住宅 ⇒その場でミニ介護教室を
〈Q62〉老人介護の改善法は… ⇒患者本位の雰囲気作り
〈Q63〉やはり日課は必要では ⇒二者択一の問題ではない
〈Q64〉「遊び」導入に抵抗感 ⇒動き引き出す有効な手段
〈Q65〉お年寄りが喜ぶ曲は? ⇒二十歳の頃うたった歌を
〈Q66〉高齢者に熱いふろは禁物? ⇒習慣無視こそ体に悪い
〈Q67〉パーキンソン病の特徴は? ⇒階段上がれても寝返りができない

4章 老人介護の仕事をしたい
〈Q68〉老人ケアに仕事、若者はムリ? ⇒孫の世代とはうまくいく
〈Q69〉老人ホームの仕事に不安 ⇒老人は強いんです
〈Q70〉介護福祉士の資格取りたい ⇒資格より資格磨くほうが
〈Q71〉子どもと老人の心理は同じ? ⇒教育しようなんて思わないで
〈Q72〉生きがい与えたいが… ⇒"生きがい"は生命力の衰退?
〈Q73〉音楽療法の仕事に就きたい ⇒音楽"療法"より、音を楽しむ
〈Q74〉オムツ交換は大変? ⇒重要さ、すぐに実感
〈Q75〉老人のニーズを知る方法は? ⇒現場感覚という解読装置

あとがきに代えて
〈Q76〉三好さんのエネルギーは? ⇒"ビートたけし"なんてもんじゃない



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