雲母書房
書籍詳細

担任力でひらく!
教室発 学級づくり実践論

磯野雅治 【著】
1,600円(税込:1,728円)
学校教育
A5判 / 並製
264頁
2012年07月17日
978-4-87672-318-8
4-87672-318-4

「担任力をみがく!」を見る

 2年前に『担任力をみがく!』を上梓した著者は、以来、主に関西圏で小中学校の先生方を対象としたセミナーに招かれ、講演を重ねてきました。また大学の教職課程でも教鞭を執り、それらの活動の中で感じた「どうしても伝えたいこと」をまとめました。
    
 第1章「学級づくり論」では、子どもとつながり、子ども同士をつなぐことにこだっわった学級づくりとは何かを述べます。学級づくりそのものの「考え方」や教師としての「姿勢」に迫ります。
   
 第2章では著者自身の「担任力」が鍛えられてきた10場面を事例としつつ、その目の付け所をわかりやすく示します。
 2008年退職の後も本年3月まで教育専門員として現場に身を置いてきた著者は、中国にルーツを持つ子どもや不登校の子どもの支援に携わり、そうした今現在の課題にも考察を加えます。
   
 第3章では最後の担任クラスでの1年間、全61号の学級通信を事例として、月ごとの狙いや注意点、そして振り返りを述べます。学級通信の書き方や活用方法への理解が深まります。
 また、どんなに経験を積んでも必ずしもうまくいくわけではない子ども相手の臨場感に、読者の方々には“先輩先生”の悩みや工夫を身近なものとして感じていただけることと思います。
   
  前作に引き続き、本書も「教師に光と力を与えてくれる!!」(大阪教育大学教授 園田雅春氏)ことでしょう。

第1章 「担任力」って何?
1.学級づくりの大切さ
2.課題を背負う子にこだわって
3.子どもとつながる担任力とは
(1)子どもを丸ごと受けとめる
(2)子どもの言動の背景にあるものに思いをめぐらす
(3)子どもの話を聴く
4.子どもをつなげる担任力とは
(1)“人”―課題を背負う子との関わりで子どもたちをつなぐ
(2)“活動”―学校、学級行事などで子どもの力を引き出し、子どもの力を合わせる
(3)“思い”―“思い”を伝え合うことで子どもたちはつながる
(4)「教室のにおいがすき」

第2章 担任力を拓く―子ども・保護者との出会い10話
出会いで拓く担任力
●第1話 時には浪花節もいいもんだ〈生活指導を考える・その1〉
●第2話 子どもたちの「試し行為」〈生活指導を考える・その2〉
●第3話 「先生はオレのこと信じへんのか」〈生活指導を考える・その3〉
●第4話 ワンワンの手紙〈「子どもとつながる」を考える〉
●第5話 「『関わる』とはその子を好きになること」〈仲間づくりを考える〉
●第6話 ワタルの竹刀袋〈「いじめ」問題を考える〉
●第7話 「くじけない○○っ子」〈不登校問題を考える〉
●第8話 「オレには名前が二つある」〈外国人教育について考える〉
●第9話 隠れたカリキュラム〈男女共生教育を考える〉
●第10話 「子どもと同じレベルになってはダメ」〈保護者との協働を考える〉

第3章 学級通信で綴る“野菜サラダなクラス”づくり奮戦記
学級通信で綴るクラスづくり
4月
第1号(4.9) 2年5組物語のはじまりはじまり
第2号(4.11)みんなの「こんなクラスにしたい」
第3号(4.13) みんなの「自分を紹介します」
第4号(4.17)5組の学級目標が決まったァ
第5号(4.20)5組の“野菜サラダ”図が完成
第6号(4.24)宿泊学習の目標が決まったァ!
第7号(4.27)そうじはクラスのバロメーター
5月
第8号(5.2)もうすぐ中間テスト
第9号(5.8)楽しい宿泊学習は「いい準備」から生まれる
第10号(5.18)宿泊学習で「三つ星サラダ」になるために
第11号(5.21)一人ひとりが輝く宿泊学習に
第12号(5.23)さァ明日から宿泊学習だ
第13号(5.28)宿泊学習終わる
6月
第14号(6.1)“声かけMVP”はユウイチ、タケオ、ハルミ
第15号(6.6)ユウタに“居心地のいいクラス”はみんなにも“居心地のいいクラス”
第16号(6.8)たった一度の中学校生活
第17号(6.13)文化祭のとりくみを成功させよう
第18号(6.18)演劇脚本アンケート
第19号(6.22)“中学生の化粧”を考える
7月
第20号(7.4)くずれているゾ 掃除の状態
第21号(7.9)「1学期を振りかえる」で2学期の課題が見えた
第22号(7.17)ちょっとうれしい期末テストの結果
第23号(7.20)明日から44日間の夏休み
9月
第24号(9.3)さァ2学期がはじまった
第25号(9.7)文化祭の役割分担が決まったァ
第26号(9.14)文化祭のとりくみが始まったァ
第27号(9.19)21日(金)は体育祭
第28号(9.25)体育祭、結果は残念だったけど……
第29号(9.28)文化祭まであと4日
10月
第30号(10.4)明日、朝一番に劇の本番
第31号(10.5)みんなで創った文化祭
第32号(10.9) 文専の講評に見る「『実験』のよかったところ」
第33号(10.15)「非行」はつらいことに負けた姿
第34号(10.22)文化祭を成功させた力で“野菜サラダなクラス”へ近づこう!
第35号(10.23)野菜サラダなクラス”へ向けて
11月
第36号(11.1)「野菜サラダなクラス」をめざして
第37号(11.8)がんばったネ 職場体験!
第38号(11.12)“野菜サラダなクラス”へ向けて
第39号(11.19)“幼児がえり”が見られる男子
第40号(11.21)人は認められてこそおだやかになれる
12月
第41号(12.3)楽しかったよ「班員のいいところ探し」
第42号(12.5)金曜日は“ちょっと早めのクリスマス会”
第43号(12.10)“教育相談”から見えてきたことがある
第44号(12.17)伸びなかった2学期の「むすぶ」度
第45号(12.20)3学期はクラスの仕上げの時期
1月
第46号(1.8)“野菜サラダなクラス”に向けて
第47号(1.11)3学期が始まって4日
第48号(1.14)「ぼく(わたし)のたからもの」作文で自分のことをみんなに知ってもらおう!
第49号(1.18)「3学期に頑張ること」
第50号(1.21)授業「ぼく(わたし)のたからもの」
第51号(1.25) 「自分のたからもの」発表を「野菜サラダなクラス」へのステップにしよう!
2月
第52号(2.4)3学期は3年生への助走路だ
第53号(2.15)あと10日で学年末テスト
第54号(2.18)クラスは“仕上げの詰め”の時期、伝えてない“ごめん”、“ありがとう”はないか
第55号(2.28)いよいよ3月、クラスの「むすび」
3月
第56号(3.4)「野菜サラダなクラス」への最後の味つけ
第57号(3.10)教室はドラマを生み出す劇場
第58号(3.13)2年生も学校へ来るのは後6日
第59号(3.17)“野菜サラダなクラス”になれたかな
第60号(3.19)3年生になるみんなへ
第61号(3.24)1年間ありがとう、そしてさようなら



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