雲母書房
書籍詳細

新しい介護学 生活づくりの排泄ケア

三好春樹、高口光子、福野初夫、鳥海房枝 【共著】
2,000円(税込:2,160円)
食事/排泄/入浴
A5判 / 並製
192頁
2008年06月30日
978-4-87672-232-7
4-87672-232-3

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三大介護の決定版!
排泄ケアこそ尊厳を守るケアだ!
「オムツ交換」という後始末から生理学に基づく「排泄ケア」へ。

?1排泄ケアとは何か(三好春樹)
・おむつが当たり前だった時代
・二元論の崩壊
・「安静看護」から「介護」へ
・「随時交換」から「おむつ外し」へ
・排泄のしくみ
・排泄をコントロールするしくみ
・便秘の分類と対応法
・自然排便のための3つの力
・排泄を中心としたスケジュール
・ウンコ・シッコを人間観の基本に

2排泄ケアのアセスメント 〜生理学からのアプローチ(三好春樹)
=E尿意・便意と皮膚感覚のアセスメント
・アセスメント@ 老化
・アセスメントA 認知症
・アセスメントB 脳卒中片マヒ
・アセスメントC パーキンソン病
・アセスメントD 下半身マヒ
・尿意・便意はなくなるのか?
・尿意・便意は回復する
・おむつ外しのための尿意回復ステージ
・おむつにしないための環境アセスメント
・起き上がりを保証しているか
・立ち上がりを保証しているか
・ポータブルトイレが使えるか
・車イスから便座への移動を保証しているか
・適切な依存をつくる

3排泄ケアのアセスメント 〜環境からのアプローチ(高口光子)
戟E私たちの仕事の方向性
・排泄におけるADLと環境因子
・環境因子を構成する3つの要素
・ADLを具体的に変えるアプローチ
・生活習慣を構成する3つの関係
・ケアは規模ではない
・「気持ち悪い」を言葉にする
・施設だからできる排泄ケア
・おむつ外しへの道
【1】排泄障害の背景にある疾患をおさえる/【2】排泄障害と失禁のタイプを理解する/【3】排泄動作を確認する/【4】物的環境を整備する/【5】人的環境と介護関係を整備する/【6】排泄委員会の活動(その1)/【7】排泄委員会の活動(その2)

4排泄のトラブルと解決法(福野初夫)
・排泄のトラブル @職員 対 利用者のトラブル
・・排泄のトラブル A排泄誘導のトラブル
・排泄のトラブル Bスキントラブル
・排泄のトラブル C排泄用具のトラブル
・一人ひとりの生活を大切に 「生活」
・一人ひとりの生活を大切に 「身体」
・一人ひとりの生活を大切に 「習慣」
・一人ひとりの生活を大切に 「環境」
・一人ひとりの生活を大切に 「関係」
・漏れたっていい

5施設における排泄ケア(鳥海房枝)
・清水坂あじさい荘
・開かれたデイサービス
・「身体拘束」のない施設
・特養における「排泄ケア」の歴史
・あじさい荘の「排泄ケア」
・ウンコ・シッコの地図づくり
・あじさい荘の排泄フローチャート
・例外をたくさんつくる
・排泄は食事とセットで考える
・「よい」ケアこそが「楽な」ケア
・勇気を持って一歩を踏み出す

評者: (2009年2月3日 読者の声)
私は、重度心身障害児施設で働く看護師です。先生の書かれた「排泄ケア」と言う本を参考に、便秘・便失禁の重症児が自然排便できるように取り組んできました。A児は、夜間・日中の便失禁がなくなり、オムツ外しの第一歩となりました。睡眠も多く取れるようになり明るく活発になりました。これからも、人間が本来有している排泄機能を活かし、最終的にはオムツを外して、児が少しでも自立に向かえるようがんばりたいと思います。


※質問:「自然排便」の用語定義はどう表現すればよいのでしょうか?

「下剤、浣腸といった化学物質によって直腸を収縮させたり、摘便といった物理的方法を用いるのではなく、身体が本来持っている排泄反射と重力を活用して排便すること。排泄反射による直腸の収縮を活用するには食後、特に朝食後に、重力を活用するには前傾の坐位姿勢をとることが大切。生理的排便ともいう。」といったところでしょうか。
三好




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