雲母書房
書籍詳細

ウンコ・シッコの介護学

三好春樹 【著】
2,000円(税込:2,160円)
食事/排泄/入浴
A5判 / 上製
208頁
2005年05月01日
978-4-87672-170-2
4-87672-170-X


排泄ケアこそ尊厳を守るケアだ!
「オムツ交換」という後始末から、生理学に基づく「排泄ケア」へ。

第1部 排泄ケア―前夜
第一章◎オムツが当たり前だった時代
第二章◎なぜ介護が必要になったのか
第三章◎介護が安静看護から自立し始めた

第2部 後始末から排泄ケアへ
第一章◎排泄ケアの夜明け
第二章◎排泄ケアのアセスメント

第3部 生理学的排泄ケア
第一章◎尿意、便意は回復する
第二章◎オムツにしないための環境アセスメント
第三章◎自然排便の生理学的根拠

第4部 市民的人間観から介護の人間観へ
第一章◎ウンコ・シッコを人間観の基本に
第二章◎意識の高さより無意識の豊かさ

オムツ外し学会に集まろう ーあとがきに代えてー

評者: (2005年6月12日 東京新聞)
老人がオムツをされたとたん、寝たきりになってしまったという話はしばしば聞く。トイレでするか、オムツの中にするか、それが自己崩壊になるかどうかの分かれ目と著者は言う。本書は認知症や脳卒中片マヒの老人からも積極的にオムツを外す効用と、自力排泄に移行する方法を実体験と生理学に基づいて紹介している。排泄ケアを通して、老人の尊厳を守る介護とは何かをも考えさせられる。


評者: (2005年8月5日 神戸新聞)
オムツ使用は高齢者の屈辱

著者が特別養護老人ホームに就職した約三十年前、病院の安静看護を模範とした介護では、一回でもお漏らしをした高齢者にはオムツを当てたという。今も一部に残るこの屈辱的な扱いを批判し、排せつケアの在り方を探った。
老化が進んでも皮膚感覚は残るとされる。尿意や便意を訴えても疎まれるため、下半身の不快な感覚を捨て去り、いじらしくオムツに適応する高齢者も多いという。
生理学の知識も導入したオムツ外しの実践例を紹介する。




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