雲母書房
コラム

米沢 慧(よねざわ・けい)
1942年、島根県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。批評家。高齢化社会の家族像を模索する「ファミリー・トライアングルの会」や報道写真家の故岡村昭彦氏を囲むAKIHIKOゼミを主宰。

著書に『新ホスピス宣言』『病院化社会をいきる』(雲母書房)『ホスピスという力』(日本医療企画)『「幸せに死ぬ」ということ』(洋泉社)など。


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悲嘆という贈り物
2008/03/25
『死ぬ瞬間』の著者エリザベス・キューブラー・ロスが最期に遺した本は『永遠の別れ』だった。
 『死ぬ瞬間(ON DEATH AND DYING)』では「死とその過程」が五段階説で語られ説明されてきた。人は死の宣告を受けたとき、まず「私に限ってそんなはずはない」という。つまり、最初はしばしば「この現実を疑う」という否認のかたちから入る。

共鳴のレッスン
2008/02/15
「レッスンを学ぶことは成熟していくことにやや似ている。突然幸福になったり、力がついたり、裕福になったりすることはないが、周囲にたいする理解が深まり、自分自身とのおりあいがつけやすくなる」
エリザベス・キューブラー・ロスの著書『ライフ・レッスン』から引いてきた。このフレーズを前説にしてコラム連載の主題ケアのかたちをはっきりさせたいとおもった。そして小さな体験を語ることからはじめよう。

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